東京都港区白金台で、タイル張りの浴室を在来工法でつくり直しました。既存の空間を有効に使い、洗面室と一体感のある浴室にするため、設備の交換だけでなく、配管・下地からタイルやガラス建具まで施工した事例です。

施工場所:東京都港区白金台
工事内容:在来浴室から在来浴室への改修
主な施工:解体、配管、下地づくり、浴槽据え付け、タイル張り、大型ガラス建具
仕上げ:600×300サイズのタイル、洗面室との間の大型ガラス建具

空間を生かすために、在来工法を選択

浴室を新しくする方法は、ユニットバスへの交換だけではありません。今回の浴室では、規格サイズのユニットバスを入れるとデッドスペースが生まれるため、既存の寸法に合わせてつくる在来工法を選びました。

もう一つ大切にしたのは、洗面室とのつながりです。600×300サイズのタイルと大型ガラス建具を組み合わせ、視線が通る、落ち着いた雰囲気の空間を目指しました。

施工前と完成後

改修前の白いタイルの浴室と浴槽
施工前|白いタイルで仕上げられた浴室
港区白金台の改修後の浴室。タイルと大型ガラス建具
完成後|タイルとガラスで洗面室との一体感をつくる

見た目を変えるだけでなく、浴槽の据え付けや配管、仕上げを支える下地から工事を進めています。完成後には見えなくなる部分も、施工中の写真でご覧いただけます。

完成までの施工過程

01 解体して、壁・床や配管の状態を確認

既存の浴槽やタイルなどを撤去し、隠れていた下地や配管が見える状態にします。新しい浴室をつくる前に、既存の状態を確かめながら工事を進めました。

浴槽と仕上げを撤去している浴室
解体中|既存の浴槽・仕上げを撤去
タイル撤去後の浴室の壁と天井
解体後|仕上げの内側の状態を確認

02 配管と下地を整える

浴槽や洗い場の下に納まる配管を施工し、壁・床と浴槽まわりの下地をつくります。現場の寸法に合わせて納める在来浴室では、こうした工程を積み重ねて仕上がりにつなげます。

施工後の浴室床下の排水管と排水口
配管工事|床下に納まる排水管と排水口
浴槽まわりのブロック下地を施工する職人
下地づくり|浴槽まわりの下地を施工

03 浴槽の据え付けからタイル張りへ

浴槽を据え付け、傷が付かないよう養生をしながら周囲を施工します。タイルは寸法や取り合いを確認し、一枚ずつ現場で張り合わせて仕上げました。

浴槽を据え付けて周囲を施工する様子
浴槽の据え付け|周囲の納まりを整える
職人が壁面にタイルを張り付ける手元
タイル張り|下地の上に一枚ずつ施工

04 大型ガラス建具で、洗面室とつなぐ

浴室と洗面室の間に大型ガラス建具を施工しました。タイルの壁や床に加えて、建具の枠や周囲の仕上げも含めて空間を整えています。

浴室入口で大型ガラス建具まわりを施工する職人
建具の施工|大型ガラス建具まわりを仕上げる
洗面室から見た完成後のガラス建具と浴室
完成|洗面室から視線がつながる浴室

仕上がりと、その内側の施工

落ち着いた色合いのタイルと、ガラス越しにつながる浴室。完成した空間を支えているのは、解体後の確認、配管、下地、浴槽の据え付け、タイル張り、建具の施工です。

この事例では、既存の寸法とご希望に合わせて在来工法を選びました。工事方法を先に決めるのではなく、今の住まいの状態と、どう使いたいかを踏まえて考えることを大切にしています。

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