こんにちは、インテック広報スタッフです。

外壁の継ぎ目や窓まわり、最近チェックしたことはありますか?

普段なかなか意識しない部分ですが、ここに使われている「コーキング(シーリング)」の劣化は、放っておくとお家に深刻なダメージをもたらします。

梅雨入り前の今、ぜひ一度確認してみてください。


外壁のコーキングとは?

コーキングとは、外壁ボードの継ぎ目や窓サッシの周囲に充填されたゴム状の素材のこと。「シーリング」とも呼ばれます。

この小さなゴムの帯には、家を守るための2つの重要な役割があります。

  1. 防水の役割: 隙間を塞ぎ、雨水が壁の内部へ浸入するのを防ぎます。
  2. 緩衝(クッション)の役割: 風や振動、気温変化で建物が動いたとき、伸び縮みすることで外壁のひび割れを防ぎます。

劣化のサインを知っておこう

コーキングは紫外線や雨風にさらされ、日々劣化していきます。外壁を近くで見たとき、以下のような症状はありませんか?

  • ひび割れ: 表面に細かなひびがある(劣化の初期サイン)
  • 破断: コーキングが完全に切れている(雨水が直接浸入する危険な状態)
  • 肉痩せ: コーキングが細くなり、隙間ができている
  • 剥離: 外壁やサッシから浮いて剥がれている

劣化を放置するとどうなるか

「見た目だけの問題」と放置してしまうと、目に見えない場所でダメージが静かに広がっていきます。

  1. 雨水の浸入: 隙間から入った水が壁の内部へ。
  2. 木部の腐食: 壁の中で柱や梁がじわじわと腐ります。
  3. シロアリの発生: 湿った木材はシロアリの大好物です。
  4. 修繕費の激増: 数万円で済む「打ち替え」が、構造部の修繕が必要になると数百万円規模に膨らむことも……。

【実録】窓サッシ交換で見つかった「腐敗した骨組み」

先日、窓サッシの交換工事を承った際の実例です。 室内からは何の問題もないように見えましたが、古いサッシを外してみると……。

現場で起きていたこと 窓サッシ周囲のコーキング劣化から雨水が浸入し続け、窓枠の木部がボロボロに腐食していました。

  • 当初の予定: サッシ交換のみ
  • 実際の工事: 腐敗した木下地の撤去 + 下地の作り直し + サッシ交換

結果として、工期も費用も大幅に増えることになってしまいました。


【重要】DIYをお考えの方への注意点!

「ホームセンターで材料を買って自分で直そう」という方は、材料選びに十分ご注意ください。実は、室内の水まわり用と外壁用では種類が全く違います。

  • 外壁向け:変性シリコン
    • 耐候性が高く、上から塗装ができるため外壁に適しています。
  • 浴室・水まわり向け:シリコンシーラント
    • 耐水性に優れますが、上から塗装ができません。

ここが落とし穴! 外壁に誤って「シリコンシーラント」を使ってしまうと、後から外壁塗装をする際に塗料を弾いてしまい、補修が非常に困難になります。


梅雨本番を迎える前に、一度セルフチェックを

大切なお家を長く守るためには、まずはご自身で日常的に点検をしていただくことが第一歩です。
梅雨の長雨で雨漏りなどのトラブルが起きる前に、以下のポイントをチェックしてみてください。

  • 外壁の継ぎ目や窓まわりにひび割れ・隙間がある
  • コーキングが細くなっている、または浮いている
  • 築10年以上で一度も打ち替えていない

ご自身でチェックをしてみて、「これは自分では手が届かないな」「DIYをするにも材料選びや作業に自信がないな」と感じられたときは、無理をなさらずにプロにご相談くださいね。

安心して梅雨を迎えられるようサポートさせて頂きます。